ごあいさつ
日本電設工業協会(電設協)は、昭和23年「電設工業会」として発足し、会の拡充や活動の充実を図りながら、電気工事業者の主体性の確立と社会的地位の向上を目指して協会活動を進めて参りました。
電気設備工事業は、電気設備の建設とその保守管理等をとおして、国民生活や経済活動に直結するライフラインを支え、人々に安全と安心を提供する重要な社会的使命を担っております。電設協は、この重要な使命の担い手である電気工事業者が中核となり、関連する電設資器材メーカー等の協賛や電力各社の協力をいただきながら、全国団体として時代や地域のニーズに合わせ約80年という長きにわたり活動を続けてきております。
電気設備工事業界には、社会の変遷とともに多くの役割が求められて参りました。これまでの電気の安定供給に向けた電設技術の活用等に加え、近年では、頻発化・激甚化する自然災害に迅速に対応し、電気の復旧をとおして被災地の生活を支え、経済活動の早期回復にも貢献しております。また、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を中心とする生産性向上・技術力向上や、脱炭素社会の実現に向けたGX(グリーントランスフォーメーション)に寄与する新技術の開発・普及をとおして、社会課題の解決にも積極的に取り組んでおります。
一方、深刻化する担い手不足に対応するためには、働き方改革を一層推し進めるとともに、女性活躍促進や外国人材の活用、シニア世代に対するリスキリングなど、多様な人材の確保と育成の強化が必要不可欠であることから、協会横断の体制を整備・構築し、より一層実効性ある施策に取り組んで参ります。
電設協はこれからも、電気設備の供給、整備、保全に質の高いサービスを適切・継続的に提供できるよう、各支部、都道府県電業協会をはじめ、電気設備技術に関連する諸団体と連携し、適正な工期の確保と適正な請負金額の設定などの受注活動の徹底を進め、業界の持続可能な成長に貢献して参ります。また、「多様な人材が“いきいき”と活躍し、魅力と活力にあふれ、将来に希望の持てる電設業界」を目指し、行動する電設協として活動を進めて参ります。
電設協はこれからも、電気設備の供給、整備、保全に質の高いサービスを適切・継続的に提供できるよう、各支部、都道府県電業協会をはじめ、電気設備技術に関連する諸団体と連携し、適正な工期の確保と適正な請負金額の設定などの受注活動の徹底を進め、業界の持続可能な成長に貢献して参ります。また、「多様な人材が“いきいき”と活躍し、魅力と活力にあふれ、将来に希望の持てる電設業界」を目指し、行動する電設協として活動を進めて参ります。
皆様のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。