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ライフサイクルコスト(LCC)の低減

ライフサイクルコスト(LCC)とは、建物では計画・設計・施工から、その建物の維持管理、最終的な解体・廃棄までに要する費用の総額を「建物のライフサイクルコスト」といいます。
設計費が全体に占める比率は小さいですが、計画・設計の内容はその後のランニングコストに大きく影響します。ライフサイクルコストは、イニシャルコストとランニングコストに大きく分けられ、後者は、保全費、エネルギー費、改修・更新費などの維持管理に要する費用が大部分を占めます。
また、ランニングコストのうち5割以上が設備に関わるものであり、ライフサイクルコストの低減のためには、我々電気設備工事会社の技術と知識が必要になります。
最近では、建築物や設備が高度化し、それに伴って維持管理コストも増大し、ライフサイクルコストの考え方が益々重要視されています。
建物の寿命は60年と言われていますが、設備は老朽化や世の中の情勢により、2回から3回の改修工事を必要とします。
改修工事で導入される新しい設備類は、建物の機能を最新のものへとすることにより、価値を回復するだけでなく、ランニングコストも低減します。
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